FXの取引を始めるためには、まずFX業者の口座を開設しなければなりません。
ただ、口座を開設した経験の無いFX初心者の場合は不安が先立つものです。
口座開設の手順に関してはどの業者もほとんど変わらず、10~15分で終了するくらいの簡単なものです。
口座が開設されるまでの流れ
口座の開設が完了するまでの日数は作業を滞りなく進めれば、最短で2営業日、遅くても1週間後には開設できます。
審査も開設条件を満たしていれば、落ちることはまずありません。
口座開設が可能な人の条件
FXでは基本的に以下の条件に該当すれば口座の開設が可能です。
①満20歳以上75歳未満の人
②日本国内に住んでいる人
中には、資産額の条件を設けている業者がありますが、FXは所有している資金の中で行う投資であり、借金をするわけではないため、基本的にフリーターでも専業主婦でも口座を開設できます。
口座開設の手順
口座の開設は以下の手順で行います。どの業者も変わりはありません。
①業者のホームページにアクセスします。
②「新規口座開設」をクリックします。なお、口座の開設を申込んだ時点で、本人の確認作業が行われる業者が少なくありません。メールアドレスや電話番号を登録すると、メールやSMSで認証番号が送られてきます。その認証番号を申込ページに入力すると、次の画面に移れます。
③取引における確認事項や同意事項が表示されるので、目を通し、承諾ボタンにチェックを入れます。
④次に、個人情報や資産状況などの入力画面が表示されるので、指定された項目をすべて入力します。
生年月日や住所、メールアドレス、勤務先などの情報を記入します。なお、住所など、本人確認書類と内容が違っていると審査が遅れるため、間違わないように入力します。
また、勤務先に本人確認の電話がかかってくることはありません。資産額に関しては、少ないからと審査に影響することはありません。
ただし、資産が100万円なのに、投資予定額を200万円などとすると、確認の連絡の入ることがあります。
本人確認書類の提出
以上で申請作業は終了です。次に、本人確認書類を提出します。ここで、そのまま提出ページに移れる業者と、申請完了のメールが送られてきて、そこに記載されているURLにアクセスすることで提出ページに進める業者があります。
本人確認書類は基本的に「マイナンバーカード」です。仮に、マイナンバーカードを所有していない人は以下のものを提出します。
①顔写真付きの本人確認書類
運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなど、顔写真付きの本人確認書類があれば、いずれかを提出します。
②顔写真の無い本人確認書類
健康保険証、住民票、印鑑登録証明書、年金手帳など、顔写真のない本人確認書類の場合は、これらの中からいずれか2点を提出しなければなりません。
上記の書類をスマホやデジカメで写真に撮り、パソコンに画像データを保存してから提出ページに貼付けてアップロードします。
なお、FAXや郵送で提出することも可能ですが、その分審査が遅れます。以上ですべての手続きが完了となり、審査を待つだけです。
審査に通ると、業者からIDとパスワードの記載された書類が簡易書留で郵送されています。これで、FXの取引が開始できます。